わが国におけるcraniosynostosis(頭蓋縫合早期癒合症)は欧米に比べ発生頻度が低く、その症例数は決して多くありません。
いくつかの施設で数少ない症例を扱っているのが現状であり、診療・治療方針についてもいまだコンセンサスが得られているとはいえません。
そこでcraniosynostosisの診療にあたっている脳神経外科医、形成外科医が集まり議論ができる場をつくることができればと考え、craniosynostosis研究会を立ち上げることとしました。Craniosynostosisに興味があり、この会の設立趣意にご同意していただける先生には是非ご参加いただければ幸いです。

目的:Craniosynostosis(頭蓋縫合早期癒合症)に関心のある、主に脳神経外科学および形成外科学を専門とするものにその知識の交換および学術研究の場を提供し、本疾患の病因の解明および診断・治療成績の向上を目指す。